TinyTrak4 Firmware Update

電源初投入

TinyTrak4 の組み立てが終って、電源をいれるとTinyTrak4の4つのLEDがナイトライダーの状態になります。 一体これは何の意味?ハード不良?ジャンパーミス?それともデモ? と、色々と思いながらも、RS232CでPCに接続し、TT4TrackerConfig.exe を起動するも、TT4が認識できないと、エラーメッセージ。

TinyTrak3を経験している方は、TT4にも最初からTinyTrakとしてのファームウェアが書き込まれた状態で出荷されていると思われるかもしれませんが、そうではないようです。 (私はてっきりそうだと思い込んでいました) 私が購入した時は、Diagnosticsファームウェアが書き込まれた状態でした。

diag_v0.4.txtを見ると、TinyTrak4 is pre-loaded with this firmware from the factory.とさりげなく書いてありました。(組み立てた翌日にこの一文に気づく...)

したがって 組み立て直後に、TT4TrackerConfig.exe を起動してもTinyTrak4を認識できません TinyTrakとしてのファームウェアの書き込みが必要です。

ファームウェアの書き込みプロンプトへの道のり

ということで、まずはファームウェアの書き込み作業を行いました。

Firmware Manualにある通り、TeraTerm Pro を起動。通信速度を19200baudに設定し、RS232Cケーブルで接続して、TT4の電源をいれると、次のように連続して表示されます。

Byonics TinyTrak4 Diagnostics v0.4b

Press S for serial tests.

PTT In:1 CD:1 Audio:50%-50%/50%-50% Batt:13.29V Temp:026C:75.76F JP1:41% JP2:36% JP3:33% JP4:32% JP5:99% =01
PTT In:1 CD:1 Audio:50%-50%/50%-50% Batt:13.24V Temp:026D:75.83F JP1:44% JP2:39% JP3:35% JP4:33% JP5:99% =01
PTT In:1 CD:1 Audio:50%-50%/50%-50% Batt:13.32V Temp:026D:75.83F JP1:46% JP2:40% JP3:36% JP4:33% JP5:99% =01
PTT In:1 CD:1 Audio:50%-50%/50%-50% Batt:13.29V Temp:026D:75.83F JP1:47% JP2:41% JP3:37% JP4:34% JP5:99% =01
PTT In:1 CD:1 Audio:50%-50%/50%-50% Batt:13.29V Temp:026D:75.83F JP1:48% JP2:42% JP3:38% JP4:34% JP5:99% =01
これが永遠と続く....

画面にも表示(Press S for serial tests.)されているように S をタイプすると次のようになります。

Serial Menu
1) 4800 Baud
2) 9600 Baud
3) 19200 Baud
4) 57600 Baud
5) 115200 Baud
6) Serial Echo
7) EEPROM Test
8) EEPROM Erase
ESC) Return to main diag

マニュアルには TinyTrak4 v1.2b>というプロンプトが表示されると記載されているにもかかわらず、まったく違う状態。 途中で仕様が変更になったのかなぁと都合のいい解釈をして、その場を通過。 Sをタイプしてファームウェアの更新を開始する旨の記載があるのですが、いくらSをタイプしてもそれらしき挙動をしません。 実はこの画面からはファームウェアの更新はできないようです。(私はまずここでハマリマシタ)

よくマニュアルを読むと You have about 1 second to send back a b or B. とあります。 ということで、一度TT4の電源を切って、再度電源投入。 Bを押すがどうもNG...なんど繰り返してもNG...もう一度よーーーーく読むと、先程の説明の下に If you have to, hold the b key down while powering up the TT4.と書いてあるので、Bキーを押しながらTT4の電源をONにすると次のような画面に。。。

  • Bキーを押しながらTT4の電源を入れる!!!!(これが重要)

ファームウェアの送信

注意:2008.03上旬現在の情報です。2008.03下旬に最新ファームウェアが提供されていますので、最新ファームウェアを入手した方がいいでしょう。

マニュアルにある通り、Sを押す(Enterキーは不要)。このとき、画面上は全く変化無し。 TeraTermのFile,Send Fileを順に辿って、TeraTerm send file のダイアログボックスを表示。 ここで重要なのが、そのダイアログボックスの下にあるOption Binaryをチェックすること。 そして、ファームウェアのファイル(tracker_v4.05.tt4)を選択。

うまく更新が進行しているときは ............ が表示され、最後に * が表示されます。* が表示されたら x をタイプして終了。そのまま TeraTermを終了して TT4TrackerConfig.exe を起動すれば設定可能となります。この時、TT4の電源を入れ直す必要はないようです。

一方、更新がうまく行かないときは ???? や TinyTrak4 v1.2b> が表示されます。TeraTermのファイル送信時に Binary Optionの設定を忘れるとこうなります。(私はここでもハマリマシタ) この場合は、一度TT4の電源を切って再度投入すると大丈夫です。ただし、初回の電源投入時と違い、画面は ? の表示で止まりますので、? が表示されてから B を入力して、ファームウェア更新プロンプトにします。

OpenTracker との比較

OpenTracker+は、設定プログラムからファームウェアの更新が可能で、特に面倒な作業ではありません。それに比較するとTT4の場合は、若干面倒です。

ファムウェア初期書き込み まとめ

  1. SerialケーブルでPCとTinyTrak4を接続。TT4の電源はまだここでは入れない
  2. PCでTeraTermを起動し、19200bpsに設定。
  3. キーボードのBを押したままの状態にして、TT4に電源供給開始
  4. TinyTrak4 v1.2b
    > とプロンプトが表示されたら、キーボードのSを押す。(Enterは不要。画面上はなんの変化もなし)
  5. TeraTermのFile, Send Fileを順にたどって、ファイル選択のダイアログボックスを表示。まず、そのダイアログの下にある Option Binary をチェック。そしてファームウェアを選択。
  6. うまく転送されている時は、画面上に . が一定間隔で表示される。失敗しているときは?が表示される。
  7. 転送が完了すると * が表示されるので、キーボードのxを押す