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プログラム環境/コンパイル環境/書き込み環境

$Date: 2021/09/23 11:32:32 $
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Arduino IDEのインストール、及びArduino IDEでESP32の開発環境を構築する方法については、Web上に多数の情報があります。

ただし、新旧の情報が入り混ざった情報がありますので、気をつけましょう。

下記の説明は、2019.09.18時点において Arduiono IDE 1.8.9、ESP32ボードマネージャー1.0.3での説明です。

Arduino IDE

ソースコート(下記参照)をコンパイルし、ESP32に書き込む(アップロード)するためのソフトウェアが必要です。 下記のページから無料でダウンロードできます 。 MS-Windows, macOS, Linuxに対応しています。

この時、先走って ESP32関係の開発環境の構築を下記の方法で行わない方がいいようです。 Webページを検索すると、下記のような資料が多数見つかりますが、最新の情報によれば、別の方法がいいようです

mkdir -p ~/Documents/Arduino/hardware/espressif && \
cd ~/Documents/Arduino/hardware/espressif && \
git clone https://github.com/espressif/arduino-esp32.git esp32 && \
cd esp32/tools/ && \
python get.py
  

ESP32開発環境の設定

上記の状態では、Arduino IDEにESP32の開発に必要なツール類が入っていないので、次の方法で構築を行います。 (上記の別の方法がこれです)

  1. Arduino IDEを起動
  2. メニューから環境設定をクリック
  3. 環境設定の画面(下図)で追加のボードマネージャーのURLhttps://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.jsonを追加
    ※M5Stackを利用する場合は、https://m5stack.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/resource/arduino/package_m5stack_index.jsonを指定した方がいいようです。(dl.espressif.comのままだとM5Stackの実行時にうまくいかないことがあります)[2021-06-06追記]
  4. OKをクリック
  1. メニューからツールボードボードマネージャーを順にクリック
  2. ボードマネージャーの右上のボックスにESPと入力(ここでちょと時間が数秒かかる時があります)
  3. 本家のesp32 by Espressif System を探してインストールをクリック。(2020.12.30時点で最新版は1.0.4 2019.09.17時点で最新版は1.0.3
  4. メニューからツールボードをクリックした時に、ESP32関係のボードが見えていれば成功
上記の画面は既にインストール済みの状態です。

この部分の情報は、他にも多数のサイトに掲載されていますので、探してみてください。

シリアルドライバー

ESP32開発ボードに乗っているUSB関係のチップ(CP2102 : USB-UART Bridge)がそのままではPC側に認識されませんので、ドライバーのインストールが必要です。

ICOMのIC-R2500だったか、なにかのRIGか、GPSロガーだったか....、たしかCP210xシリーズを使っている製品が多いので、これらの製品を使っている方は不具合が生じるかも...

BME280関係のライブラリーの導入

BME280は超メジャーなセンサチップですので、ライブラリーは多数出回っています。今回は、下記のライブラリーを使わせていただきました。

  1. 上記のGithubからzipをダウンロード(解凍の必要はありません)
  2. Arduino IDEのメニューからスケッチライブラリーをインクルードZIP形式のライブラリーをインクルードをクリック
  3. 先にダウンロードした.zipを選択
  4. 選択をクリック

MQTT関係のライブラリーの導入

手順はBME280のライブラリー導入と同じです。

その他のライブラリー

この時点で、ツールボードESP32 Arduionoから利用するボードを選択しておかないと、下記のライブラリーが選べません。

この他に必要なライブラリーは下記のとおりです。 スケッチライブラリーのインクルードから下記のライブラリーをロードしてください。

  • WebServer
  • ArduinoOTA
  • ESPmDNS

この他、ライブラリーマネージャーを使って、下記のライブラリーをロードしてください。

  • M5Stack (M5Stackを利用する場合)
  • PubSubClient

コンパイル時に「ライブラリーが複数見つかりました」

M5Stackを利用する場合、 あるタイミング(IDEのバージョンアップか、ライブラリーかは?)以降、コンパイル時に 「ライブラリーが複数見つかりました」と表示され、コンパイルが正常に終了しないようになります。 この場合、エラーメッセージにある未使用のライブラリーをフォルダー毎削除すれば一応解消します(他のボードを利用する場合に、問題になるかも...)

Serialがない...No module named serial

macOS BigSur上でArduino IDEを利用する場合に上記のエラーが発生します。 macOSでsudo easy_install -U pyserialでPython2.7をインストールすればOK

以上で、環境構築が終了です。 というか、ここまでが大変。なんどコンパイル環境構築をしても、ごにょごにょ作業で時間を要します。

印刷日: 2024-12-28 03:46:15
User:
URL: https://ketaitracker.info/esp32-wx/index.php?page=software