$Date: 2022/01/02 08:05:42 $
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概要
かつては国内随所にAPRS気象局がありましたが、機材の老朽化などにより徐々に減りつつあるようです。
気象情報のうち、気温、湿度、気圧については数百円のセンサチップで容易に計測できます。
また、センサチップで得たデータをAPRS-ISに送る処理も、ArduinoやESP32などを使えば安価&容易に実装可能です。
そこで、気温、湿度、気圧センサ(BME280)と、ESP32を用いて気象局(風速、風向、雨量は後日)を作ってみました。
当初は授業(センサーネットワークやWebアプリケーション関係の授業)の素材として、身近な生データとして気象情報をJSONで提供するためのWebサーバをつくろうと、あれこれやり始めたのですが、途中で脱線してAPRS向けになってしまいました。
最初は、手っ取り早く片付けようとPlanex WS-USB01-THPをで試みたのですが使いものにならず、次にArduino UNOで作成したものの、WiFi関係の実装が面倒で、サイズも若干大きくなりそうな気配....で最終的にESP32にたどり着きました。
変更履歴
- [2022.01.02] Ver.0.08.0 BME280からデータ取得時に30回ほどBME280からデータを取得して、その平均を返すようにしました。
- [2021.09.19] Ver.0.07.7 Wi-Fi関係のライブラリーをWiFiMultiにしました。これに伴い、Wi-Fi関係の設定方法が変更になりました。
- [2021. ] Ver.0.07.4 気温、湿度、気圧の特定時間内の最高/最低/平均を表示するようにしました。
- [2019.10.19] Ver.0.07.1 エラー対策を強化しました。OTA(Over the Air)に対応しました。
- [2019.09.30] Ver.0.05 MQTT対応
- [2019.09.28] Ver.0.04 LEDのモールスで温度、湿度、気圧を表示するようにしました。BME280の接続をチェックするようにしました。その他、バグ修正。
- [2019.09.19] 主要な処理をマルチタスク化しました(すべて、Core1にアサインしています)
- [2019.09.18] 初版リリース
ESP32, Arduino IDE経験者向けのショートカット