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今回購入したのは、この2つ。
要の温湿度/気圧センサはTE MS8607でI2Cが喋れるモジュールのようです。
今回、この製品を購入しようとした理由は、授業(センサ関係の授業、農業とICT関係の授業、JavaScriptでグラフを描画する授業など)で利用するデータとして生データを確保するためです。 身近なデータを利用することで、学生諸君の興味関心が少しでも高くなればと考えたからです。
もう一つの理由として、APRSの気象局として利用できないかとの思惑です。 これまでは、海外製の機材をつかっていましたが、風力を測る羽(カップ)が折れ、湿度センサもおかしくなり、実質的にお亡くなりになり、とりあえず、気温、湿度、気圧だけでも測定したいと、その代替製品を探していました。
A)を満たす製品は数多くありますので、選択肢に迷うほど... 一方、B)を満たす製品は多くはありません。
Planex WS-USB01-THP, PIRであれば、設置、管理は超簡単です。USB給電とWiFi環境を用意するだけでOK。 計測データは、Planexのサーバに30秒間隔で送信され、Planex側のサーバ(クラウド)に保存されます。 それを指定されたAPIでコールすることによりJSON形式で取得可能です。 過去1ヵ月程のデータがサーバ側(クラウド)に保存されます。 Planex側が用意しているWebページにアクセスすることで、グラフで閲覧したりCSV形式でダウンロードすることも可能です。
今回、決め手になったのはWeb APIで取得できる点です。Webアプリプログラマーとしてはこれは外せない要件です。
購入費用だけです。APIの利用も費用はかかりません。
2019年8月時点で4000円程度ですので、Arduino+ネットワークシールド+BME280+レベルコンバータで自作しても同等の金額になるようです(もちろん、Arduinoとシールドは格安互換機を使うと仮定して...)
ESP32やM5Stackをつかったら、もっと安上がりかも..
わずかな電気代...しかし塵も積もれば山となり
標準の閲覧サイト(測定した温度などをグラフなどで閲覧)はWordPressを使っているサイトで、簡易的に確認できる程度のもので実用性がありません。 そのWebページを表示したままにしてリアルタイムに温度を確認する用途にはまったく利用できません。
そういうことをやりたければ、APIでデータを取得して、自分でアプリを作成してねということだと思います。
ところが、最近(2019年8月)は、肝心のAPIに接続しても503エラーが返ってくるばかりです。 Planexによれば、"一部のIPアドレスからの集中的なアクセスのためサーバーに重大な影響が生じており、APIの利用にも一部制限をかけさせて頂きました(500回/日)。"とのことですが、早々に改善を行ってもらわないと、困ります。 APIが利用でなければ、この製品の価値がありません(私にとって..)。
Planexはスマカメなどの画像(動画)データのクラウドもやっているはずなので、本製品のデータベースなど、軽く処理できそうな気がするのですが....DDoS攻撃でも受けているのでしょうか?
利用できるWiFiは2.4GHzのIEE802.11b/g/nです。 Wi-FiはMACアドレスから推測するとIotTECH Corpのようです。
クラウド上での保存期間は1ヵ月なので、それ以上のデータを保存するには自分で管理するデータベースにデータを記録保存するしかありません。 そこで、プログラムをごにょごにょと作成してみました。 5分間隔でクラウドのAPIをコールしてデータ(JSON)を取得しています。
現時点(2019.08)では、APIが503エラーを返すことがおおいので、実質的に数回/日しか取得が成立しません。
過去、2週間のデータをグラフにしてみました。(flot:Attractive JavaScript plotting for jQuery利用) 室内(自分の書斎)での計測です。
理論的には可能なのですが、現時点では503エラーを頻繁に返すため、リアルタイムなデータ取得ができません。 さらに、屋外の気温などを計測するための工夫が必要になります。 したがって、後日再挑戦。
APIの利用が困難な現状では、Raspberry Pi + BMP280でやったほうが、確実かもしれません。 少なからず、リアルタイムに好きなタイミング(間隔)でポーリングできるのは、大きなアドバンテージです。